ちょっと前にブロガー向けのパソコンはという記事を調べていたら驚くべき結果を目にしたんです。それは3万円のノートパソコンで十分!というもの。断言するとまで書いてあったかな…。
しかし断言します。

その理由を説明しましょう。
3万円のノートパソコンがだめな理由
3万円のノートパソコンの性能は大体決まっています。
- CPUはATOMまたはCeleron
- メモリは2GBまたは4GB
- ストレージは64GBまたはよくて128GB
- ストレージは交換不可能なものが多い
大体こんな条件です。たまに1TBのHDDがついているものもありますが今時ハードディスクがHDDなんてちょっとありえません。
CPUが貧弱すぎる。
これらのノートパソコンATOM、Celeronはあまりにも性能が貧弱すぎます。Passmarkの数値で言うと2000以下(Passmark:Lowend)がほとんどでしょう。この数値は3000以上はないと快適に使えません。
またメモリは8GBはないと使用不可能なレベルです。色々ページを開いていると8GBでも時々落ちます。4GBならすぐにブラウザでページを開くのも困難になって作業の続行もできなくなるでしょう。
ストレージは180GB以上は必要。Windows10の場合ストレージが小さいと圧縮されうので120GBでも使えないことはありませんが、それ以外のストレージがないことを考えると120GBでは少なすぎます。まちえや64GBではOSのアップグレードすら厳しい可能性があるでしょう。
ブログを書く作業は執筆だけではない
ブログを書くために必要なノートパソコンという意味では、確かにはてなブログをブラウザで開いて文字を打つとか、WordPressをブラウザで開いて文字を打つくらいなら上記のポパソコンで出来ないことはないです。
しかしブログ執筆も単に文字を打つだけのワープロ的な作業とは限りません。
たいていデータを引用するために色々なサイトを開いたり様々な作業が付随します。
退屈なのでyoutubeを開きながらやることもあるでしょう。
そういった同時並行の作業が3万円台のノートパソコンでは厳しくなります。
ブロガーのノートパソコンはブログ執筆向けであると同時に、動画視聴やブラウザでたくさんページを開く向けでもなかればならないのです。

ブログって見出し画像とか結構写真を使いますよね。
どこに保存するんです?
画像をダウンロードしまってく保存ていると数十GBのなんてすぐに言ってしまいますよ。そのたびに外付けHDDに映したりする尾はかなりの手間ですよ。作業が一向にはかどりません。
1TBのHDDはどうか
1TBというのいはデータ領域としては十分です。
ですが、HDDの動きはもっさりしていて不快ですよ。今時HDDでPCを動かしなんて時代遅れですしありえないです。
ブログを書く作業にもいちいちPCがフリーズして不快になるのが目に見えています。
メモリ2GBではWindowsを動かすのもやっと
メモリ2GBって最低動作要件レベルです。
つまりOSは動くよってだけです。OSを立ち上げて色々な作業をするいはメモリは2GBでは無理です。4GBでも今はもう全然足りません。4GBでOKと言っていたのは数年前の話です。
とにかくCPUが貧弱、化石レベル
これに追い打ちをかけるようにCPUが貧弱です。
だいたいこのレベルパソコンの型番を検索してブログで調べると激重って書いてありますよ。そしてSSDに換装したという記事もあるはずです。安いPCを改造してスペックを上げるのは楽しいですがそれにもお金がかかるのは否めません。なら最初からもうちょっとお金を出せばいい笑
ではブロガーはいくらのノートパソコンを買えばいいのか

これ以下のノートパソコンは買ってはいけないレベルです。でも6万円以上なら全然大丈夫です。価格の差で天と地ほども差があるのがノートパソコンです。ゴミスペックのパソコンを買ってもどうせ2代目を買って6万円になるだけなのではじめから使える1台を買うようにしましょう。
3万円のノートパソコンを買う人ってたいてい1,2年で似たようなスペックのPCを買ったりしてます。スペックが悪いのではなく使用しているからもっさりしてきたのだ。新しく買えば快適になると思ってるんです。その理由は単にOSはインストールしたては動作が快適なだけですが…。
6万円以上出せばCPU性能もそこそこで、メモリやSSDのサイズなどは十分でしょう。
ノートパソコンはBTOのものがおすすめ
メーカー製のノートパソコンだとあとあとSSDに換装しようとかメモリを増設しようとした時に複雑な構造で泣きをみることがあります。
BTOのほうが構造が一般的である場合が多です。汎用品を使っているので当然ですよね。
とくにおすすめなのがパソコン工房のデスクトップCPU搭載ノートパソコンです。
その理由はデスクトップCPUはノートパソコン用のモバイルCPUよりコスパが高いこと。
同じ価格でも全然性能が違うんです。これによりデスクトップのCPUならCeleronを選んでもそこそこ快適に使用できます。パソコン工房でもそのことが明確に示されています。
デスクトップのCore i3はノートのCore i5。デスクトップのCore i5はノートのCore i7だと言えます。そしてデスクトップCPUの方が価格も安い。
それはCeleronにも言えます。パソコン工房のデスクトップCPU搭載ノートパソコンで一番安いのはCeleron G4900搭載モデルですがCeleron G4900のPassmarkは3262です。(確認)
私がはじめにいった最低レベルをクリアしていますね。数値はモバイルCPUの倍以上。CPU数値の倍は体感では何倍もの快適さになります。
この1000と3000の差が非常に大きいんです。だからデスクトップCPU搭載モデルならCeleronを選んでもOK。このモデルなら税抜5万円台からあります。
でもブロガーで安くすませたい人に一番オススメなのはこれ。
ブロガー向けの文章執筆に適したノートパソコンのサイズは15インチ以上です。
パソコン工房 Core i3-8100搭載ノートパソコン
Core i3-8100のPassmarkはいきなり跳ね上がって8053です(確認)
それでいて価格はそれほどかわらないんです。パソコンはとにかく一番安いものと硫黄考えでは大損しますよ。価格は税別6万円台~。
Windows 10 Home 64ビットCore i3-8100インテル H310DDR4-2400 S.O.DIMM (PC4-19200) 4GB(4GB×1)240GB M.2 SSD光学ドライブ非搭載UHD Graphics 63015.6型(非光沢カラー液晶)フルHD(1920×1080ドット)
これが詳細スペックです。
メモリだけは増設(’カスタマイズ)したほうがいいですが、後は完璧です。
モバイルCPUより圧倒的な性能でめちゃくちゃお得ですよ。
モバイルCPUとデスクトップCPUの違いは消費電力なのでバッテリーの持ちはデスクトップCPUのほうが悪くなります。しかし家では電源つなぎっぱなしですから特にデメリットにはならないでしょう。一をしはこれですね。
ドスパラ core i3-8130U搭載ノートパソコン
Core i3-8130UのPassmarkは5062です。(確認)
価格は似たようなもんですがCPU性能がかなり違うのがわかるでしょう。しかし、モバイルCPUなのでバッテリーの持ちはいいです。持ち運びもするというい場合はこちらを選んだほうがいいでしょう。詳細スペックはこちら。
OS Windows 10 Home 64ビット CPU インテル Core i3-8130U (2.20GHz-3.40GHz/2コア/4MBキャッシュ) グラフィック 15.6インチ非光沢液晶(1366 x 768) / インテル UHDグラフィックス620(CPU内蔵) メモリ 4GB DDR4 SO-DIMM (PC4-19200/4GBx1) ハードディスク 500GB HDD 光学ドライブ 光学ドライブ無し
HDDをSSDに。メモリを8GBにするとパソコン工房と同じくらいの価格になりそうです。
このあたりが私のおすすめです。
どうしても予算がない方はデスクトップにしたり中古パソコンにしたりするのもおすすめです。中古パソコンについては関連サイトで扱っています。(パソ・サピエンスの中古パソコン)
そしてどうしても激安パソコンが良くて、新品じゃなきゃ駄目という方に、激安ノートパソコンを改造して使い倒してきた私がぎりぎり容認できる激安ノートパソコンを選びます。CPU性能は妥協せざるを得ません。そして条件はSSDに換装することです。(自分で換装する必要があります。できるかどうかも自己責任です)
そんな3万円4万円台でぎりぎり許せるパソコンを次の記事(関連サイトにまとめたので)6万円は絶対無理という方は読んで見て下さい。
絶対おすすめしない激安ノートパソコンから妥協できるたった一台を選ぶ
追記:買ってもよさそうな3万円ノートパソコンを発見
メモリの増設も出来そうなノートパソコンを発見!

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