BTOパソコンのいいところは拡張性の高さです。
ところでBTOパソコンを買う時、どうしても欲しい構成があったとしても予算が足りないということはあると思います。私もものを買う時「ほんとはこれが欲しいけど…お金が足りなくて買えないなあ」ということは当然あります。
そういう時BTOパソコンの場合はどうすればいいのか。
BTOパソコンで予算が足りない場合次のような選択肢があります。
- 妥協して安いもの買う
- 一部だけ妥協して、それ以外はこつこつ買い足す
ここで妥協して単に安いものを買ってしまうのは本当にもったいない。
BTOパソコンの良いところはパーツに汎用性があるところ。
だから買いたい時に理想の構成じゃなくても諦める必要はなく後からそれに近づけていけばいいわけですね。
そこでまずBTOパソコンを買う時どうするかという問題です。
つまりいいものを買いたいんだけど財布の都合で買えない…という場合の優先順位です。どのパーツにお金をかけるべきか知っておきましょう。
この場合ゲーミングパソコンとそうでないパソコンは分けて考えたほうがいいでしょう。
ゲーミングパソコンの場合
ゲーミングパソコンの場合グラボを諦めるということは出来ません。グラボなしにしてのちのち高価なグラボをつけようというのもいいですがそれだとゲームができなくなるため、お金が溜まったら買えばいいんじゃない?ということになってしまいます笑
そのためゲーミングパソコンを買う時に予算が足りなかった場合次の選択肢しかないと思います。
- グラボのスペックを大幅に下げる
- グラボなしのパソコンを買ってBTOパソコンの構成にはない廉価モデルを自分で取り付ける
グラボのスペックを下げるのは説明不要ですね。後者のグラボなしのパソコンを買って自分で安いグラボを取り付ける場合、BTOパソコンでは一応そこそこのスペック以上のグラボしか選べない場合が多いです。
しかし予算が足らず今はもっと安いグラボでいい、お金が溜まったら一番いいグラボを買いたいという場合、自分で数千円のグラボを買ってつけてしまうという手もあります。
何が違うかと言うとBTOパソコンで出来るだけ安いグラボを買うと性能が中途半端という場合です。それならその分のお金を一旦節約してしまって次に買う良いグラボの投資に回さいたほうがいいというわけですね。

ドライバー更新ソフトをインストールしておく>グラボを交換する>ドライバーの更新
グラボなしのBTOパソコンについては次の記事をどうぞ。
それ以外にもSSDを自分で取り付けるなどすればコストを抑えることが出来ます。
SSDを自分でつける
今はSSDが非常に安いので120GBのSSDならメーカーこだわらなければ2000円代で購入することが出来ます。パソコン一台組むのはかなりの手間ですがSSD取り付け、交換くらいは簡単ですのでSSDは別で買うというのもありでしょう。
SSD価格-暴落したSSDの価格推移から読み解くHDDの未来
BTOのカスタマイズでは手数料が乗っかったような価格になっています。
CPUのランクを下げる
この記事では予算に限りがある場合CPUにお金をかけましょうといいたいわけですが、ゲーミングパソコンの場合は例外です。
グラボを妥協しているのにCPUはCore i7とかCore i9とかはありえませんのでPentiumとかCore i3など妥協してしまったほうがいいでしょう。CPUのことを考えるのはグラボを十分なものにした後で大丈夫です。
ゲーミングパソコン以外のBTOパソコン
ポイント
まず第一に自作をしないからBTOパソコンで買うんだということ。でも節約のためにはちょっとの作業は自分でするということ。これが前提です。
そこで自作パソコンマスターでパソ・サピエンスと言われる(自称ですが笑)私が、これを交換するなら手間がかかりすぎてもう自作だよね?というパーツをお知らせしておきます。
それは次の3つです。
- CPU
- マザーボード
- 電源
この3つを交換するくらいならはじめから自作すればいいと思います笑
特にマザーボードはそうでしょう。CPU交換なら面倒ですけどまだありえますね。
そこでいくら予算に成約があってもこれらのパーツは交換しない前提で選ぶのをおすすめいたします。
BTOパソコン購入後に交換しやすいパーツ
BTOパソコン購入後でも簡単に交換できるパーツは次のとおりです。
- SSD/HDD
- メモリ
- グラボ(ビデオカード)
よってこれらを後から購入すればいいわけです。特にゲーミングパソコンじゃない場合はグラボはなくてもいいいくらいです。グラボ有り無しで価格はかなり違いますので予算が足りずに理想の構成が買えない場合はまずグラボからカットしましょう。
メモリを後で増設する
お金がないなら最悪4GBで買ってこつこつ働いて後で少しずつ増設するのもありだと思います。ヤフオクなどで中古のメモリを買ってちまちま増設するなんてことは自作している人はよくやっていることです笑
普通です。
SSD/HDDを自分で増設する
SSDやHDDは初期構成以外のカスタマイズでは市販品より確実に高いと思います。なのでSSDとHDDが足りない場合は最低限の構成にしておいて後で増設するのがいいでしょう。くりかえしますが最近はHDDが安いのでHDDを買わずに大容量SSDを追加していくのも手です。というかおすすめです。次のハードディスクに関する記事でもSSDとHDDについて比べHDDの必要性についても解説しています。
電源の交換はおすすめ出来ない
電源はすべてのパーツに配線がつながっていますので交換するとなると自作と同じレベルの手間がかかります。それに交換した後処分もしにくいです。(ヤフオクで売れますが)
そのため電源は交換しない前提でそこそこのものをつけておいたほうがいいです。400Wとか500Wあれば十分でしょう。
チップセットには注意
チップセットには廉価版と上位版があり、例えばH310はメモリが32GBまでとなっています。32GBで十分ですが10年後にはどうかわかりません。10年後にPCが生きている可能性は結構ありますので(壊れたパーツを交換していった場合)、チップセットは出来れば廉価版じゃない物を選ぶのがおすすめです。
ということで予算が足りずに理想の構成に届かないという場合、ゲーミングパソコン以外では出来るだけCPUにはこだわってそれ以外を妥協するのがおすすめです。
CPUがCore i7のものでもそれ以外はSSD240GB+メモリ4GBなどとかなり簡素な構成のものもたまにありますので探してみて下さい。そういう構成はセール限定で売っていることも多いです。
フロンティアのセールでもよく見かけますね。(BTOパソコンセール情報まとめ)

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