今の時代PCは非常にハイスペックです。ほとんどそこまでの才能はいらないというレベルです。もうみんなオーバースペックのパソコンを使っているんじゃないかというくらいです。でもそのほうが安いものを買うよりはずっといいと思います。そもそもPCパーツには相場がありますからここまで安いのがいつまで続くかわかりませんよ?
それは高価格帯のパソコンにも言えるわけです。
それはさておき、PCが高性能になったことで多大な恩恵を受ける用途があります。それが画像編集です。
Windows7の時代はHomeはメモリを16GBまでしか積むことが出来ませんでした。しかしWindows10ではHomeでも128GBのメモリを積むことが出来ます。128GBってそんなにいらないだろって思うかもしれません。

しかし画像編集などの特殊な用途に関してはそうも言えないんです。画像編集はメモリはあったらあっただけいいです。
特にフォトショップを使って作業する方は最近のハイスペック化の恩恵が非常に大きいと思っています。
今こそPC買い替えの時!BTOパソコンの価格は非常に安い
最近ではグラボなしではCore i7搭載パソコンですら税抜で7万円台まで出てくるようになりました。

まあ私の発送は自作ユーザーですから小売価格なだけかもしれませんが。
だってCore i7で4万円と考えたら8万円とかでどうやって利益取るの?って思いませんか?
それくらい空前の激安相場に今のBTO業界はあります。
大容量メモリの時代が来た
DDR4になって最大容量64GBが当たり前になり、1枚16GBのメモリも普及期に入りつつあるようです。メモリ価格も最安値とはいいませんがまあそこそここなれている感じではないでしょうか。そこに来てSSDが爆安状態です。
動画編集なく画像編集の場合グラボは別にいりませんからメモリの投資すべきです。とにかくフォトショップは動作が重い!
以前16GBのメモリを積んだパソコンでも全く使えなかった記憶があります。おそらく128GB積んでRAMディスクんしてそこにTEMPファイルを置いたら数倍速度が改善されるはずです。
画像編集の作業は大容量のRAMディスクで行うのがおすすめ
フォトショップだけでなくGIMPもそうですが、画像編集ソフトの特徴として一時ファイルをSSDに置くと全然遅いというものがあります。同時にRAMディスクに置くと非常に高速化するのです。試しにGIMPの一時ファイルをRAMディスクに設定してみて下さい。
ただしこの設定をするとあっという間にRAMディスクがいっぱいになりますので大容量のメモリを積んでいる必要があります。(編集>設定>フォルダです。)使っているRAMディスクソフトはRAMDAです。
GIMPでもこれで起動から動作までかなり高速化されます。フォトショップを大容量RAMDAで使ったらどれだけ早くなるかわからないほどです。
たぶんめちゃくちゃ快適になります。

メモリ128GB積めるマザーボードがあるのか調べてみた
メモリ128GBを積むためには16GBを8枚積める必要があります。将来は32GBメモリが普及するかもしれませんがまだまだ先のことでしょう。
このマザーボードはX299チップセットなのでCPUの第9世代のXシリーズを買う必要があるようですね。Core i7-8400はチップセットが300シリーズなので64GBが限界のようです。
ということは狙うはX299シリーズですね。それとX99が128GBまでいけますね。パソコン工房でかなり詳しいインテルチップセットの説明ページがあったので紹介しておきます。
このようなスペックが一般に必要あるのかといえばまったくないと断言できますが、仕事で画像編集をしている方は一考の余地ありですよ。まじで半端なく効率が改善される可能性があります。今のオーバースペック時代を完全に活かせるのは画像編集の仕事だけです。
このようなハイエンドパソコンはBTOでも取扱は少ないですが見ていきましょう。
VSPEC Core i9 9900X搭載モデル
このモデルならメモリを128GB積めます。
基本スペック
CPU intel Core i9 9900X 3.50(4.50)G 10C/20T 165W 44LANE ■CPUファン Thermalright TRUE SPIRIT 120 DIRECT + CFY-120S ■グリス CPUクーラー付属グリス ■マザーボード ASROCK X299 Extreme4 ■メモリー (計16GB) 8GB PC4-21300[2666] DDR4-SDRAM ×2本 ■グラフィックス NVIDIA GeForce GTX1050 2GB ■演算用GPU 無し ■SSD 無し ■SSD(M.2) intel 760p 256GB M.2 NVMe ■SSD2(M.2) 無し ■ハードディスク1 1TB SATA3
メモリを128GBにカスタマイズしてみると…。
当然ですが出来ました。ちょっとカスタマイズしただけでテンション上がりますね…。この時点で40万超えです。しかし価値はあります!
パソコン工房 Core i9-9920X搭載モデル
Windows 10 Home 64ビット [DSP版]Core i9-9920Xインテル X299 Express [ASUS X299-A]DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) 32GB(8GB×4)480GB [インテル Optane SSD 900P] NVMe対応 PCI Express3.0x4 SSD光学ドライブ非搭載GeForce RTX 2080 Ti 11GB GDDR6 ×2ミドルタワー / ATX1350W 80PLUS PLATINUM認証 ATX電源
この時点で税別60万超えですが。
当然ながら余裕で128GBの選択肢があります。

そうこうしているうちにフロンティアで20万円われのX299、Core i9-9820X搭載モデルを発見。
フロンティア Core i9-9820X搭載モデル
・Windows® 10 Home 64bit版 [正規版] ・インテル® Core™ i9-9820X プロセッサー (10コア / 3.30GHz / 16.5MB) ・ENERMAX 水冷CPUクーラー ・インテル® X299 チップセット ・8GB (8GB x1) DDR4 SDRAM PC4-21300 (DDR4-2666) メモリ ・1TB HDD / DVDマルチドライブ ・NVIDIA® GeForce® GTX1050 ・850W ATX電源 80PLUS GOLD【日本製コンデンサ仕様】 ・1年間センドバック保証
メモリも当然128GBにできますし、128GBにしても税抜30万円台。これは安いかも…。
サイコムのX299チップセット搭載モデル
サイコムにもX299搭載モデルがあります。こちらは水冷モデル。
値段は非常に効果ですが画像編集の仕事をしている方はクオリティの上がり具合に支払った値段もペイできると思いますよ。
大容量のメモリを積んで快適になるなんてパターンはあまりないですが画像編集だけは大容量のメモリとRAMディスクで格段に捗るはずです。
名目的な価格は高いと言っても今じゃなきゃここまで安くこのスペックを変えないかもしれません。車一台、…というほどではないので仕事の効率を改善したい方は検討してみることをおすすめします。今はハイエンドも本当に安い!

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