BTOパソコンを出来るだけ長く使いたい!
こう思わない人はいないはずです。そんなあなたに自作歴20代以上(中古で組んで売ったりしていました)の私ことパソ・サピエンスが簡単なメンテナンスの仕方をお教えしちゃいます。
まず第一に私のやり方はまっとうなやり方とは言えません。通常はこのようなやり方をします。
エアダスターでほこりを飛ばす
しかし私はあれが何だかもったいない気がしてならない。あの圧縮された空気にお金を払ってシューッとして缶のごみが出るというのが我慢がならない笑
というわけで私は別の訪欧をとります。
BTOパソコンのメンテナンスで用意するもの
以下のものを用意します。
- 掃除機
- ぞうきん
- 綿棒
- 不織布(おすすめはのちほど)
- パーツクリーナー(プラスチックに使えるもの)
- プラスドライバー
パーツクリーナーはなければないでいいです。
ちなにみ掃除機は取り扱いに注意しないとマザーボードにぶつけて破損する可能性もゼロではないので自己責任でやるかどうか決めてください。

それでは実際の手順です。
その前に電源をとり、不安ならボタン電池まで取っておきましょう。
BTOパソコンの手入れ(メンテナンス)ですること
やることは次の通りです。
- ケース内の清掃
- CPUファンの清掃
- ケースファンの清掃
- 電源のファンの清掃
- マザーボードのほこりを除去
以上やることのほとんどがファンを清掃することですね。
プラスドライバーを使ってPCケースのふたをとります。
CPUケースのファンを取り外します。(マザーボードに電源がささって居ます)
光学ドライブを外します(プラスドライバーでネジを外す)。
光学ドライブを抜き取ってぞうきんなどで清掃します。
パーツクリーナーがある場合はメモリを抜き取って端子部分をパーツクリーナーを含ませた不織布で清掃します。

まさかの100円で用意できるのでこれは買っておきましょう。なぜ不織布がいいかというと静電気が発生しづらいんです。それに凹凸があるのでほこりも取りやすいです。
メモリはその不織布に包んでおきます。
(CPUクーラーをとってグリスなどを塗り替えてもいいですが、ここでは割愛します)
掃除機をマザーボードから少し離しつつほこりを吸い取ります。
ケースについているほこりは意外と掃除機でも取り切れない場合が多いです。これをぞうきんで水拭きします。(マザーボードが濡れないよう注意)
ケースファンをすべて取ります。
ケースファンを水拭きしてある程度きれいにします。細かいところは取れないので綿棒に水かパーツクリーナーを付けて清掃します。完璧にやる必要はないですがかなり綿埃が詰まっているはずなのでそれは除去しましょう。
以上で終了です。あとは元に戻すだけです。水拭きした箇所が濡れていないかどうかだけ確認しておきましょう。
BTOパソコンの手入れを怠るとどうなるのか
BTOパソコンの手入れを怠るということは上記にしたことをしないということです。その結果何が起こるかというと…わかると思いますが、ほこりがたまりますね。
たまったほこりで怒ることが以下です。
- ショートないし発火
- エアフローの悪化
- 熱暴走
- 熱がたまりやすくなりパフォーマンスが落ちる
知らない方もいるかもしれませんがCPUは熱が一定以上になるとパフォーマンスを落として発熱を抑える設計になっているのです。なのでほこりがたまるとパフォーマンスが落ちるというのは文字通りの事実です。
そしてあまりにたまりすぎると熱暴走で落ちたり、故障したり、ひどくなるとショートしたり発火する原因になるわけです。
エアフローについては後述しますね。
BTOパソコンの手入れはどれくらいの間隔(頻度)ですべき?
BTOパソコンの手入れはそこまで頻繁にやらなくても大丈夫です。せいぜい1年か7,8か月に1回すれば十分でしょう。1年放置するとかなりほこりがたまりますが、それくらいでは故障したりしないので大丈夫です。2年、3年となるとかなりたまってきて危ないと思います。

BTOパソコンの手入れをするメリット
パソコンの熱ってそのパーツだけに影響するわけじゃないんです。全体に影響するんですね。このことはエアフローに関わってきます。ほこりが多くなるとエアフローも悪化するんですね。
すると全体の熱が高くなってきます。確実に影響を受けるのはハードディスクです。私の経験上もハードディスクは熱が高くなると壊れやすくなる(可能性が高そうだ)と言えます。またマザーボードも熱で寿命が短くなる可能性が高いです。特にコンデンサなどのパーツは熱の影響を受けやすいでしょう。

つまりメリットは次のようになります。
パソコンの長寿命化
まあこれはわかりますよね。すべてのパーツが温度の低下で壊れにくくなると考えていいです。エアフローはとても重要ですし、それを阻害するほこりがパソコンが故障する大きな原因の一つです。
ぜひ1年に一回は清掃するようにしてください。
エアフローについては次の記事をどうぞ。
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