BTOパソコンの電源の選び方-小さい容量のデメリットやサブPCの場合

BTOパソコンの電源の選び方-小さい容量のデメリットやサブPCの場合

BTOパソコンの電源はどれくらいの容量がいいのか。

これが選び方のポイントです。それさえしていれば特に迷うことなくカスタマイズできます。結論から言えばBTパソコンの電源の推奨W(ワット)数は400W以上です。300Wは絶対ダメなのかというと別にそうでもないです。私の旧PCは300Wの電源でしたが、壊れることもなく正常でした。ただ、パフォーマンスは悪かったので電源の影響もあるかもしれません。

電源容量が小さいとどんなデメリットや不具合があるのか

電源は様々なパーツを動かすパワーの元です。なのでこの供給が不足するとCPUがフルパワーをさせなかったり、パソコン自体が不安定になる場合があります。おそらく電源供給能力の限界の負荷を電源ユニット自体に与え続けることで電源にも負担がかかっているものと思われます。

電源は最悪、すべてのパーツを巻き込んでお釈迦になるということもあるので注意したほうがいいです。

サブPC・セカンドPC用途のスリムパソコンなら300WでもOK

わざわざサブのパソコンを安く買おうとしているのに一つ一つのパーツにこだわるのは本末転倒です。なのでスリムパソコンの場合は電源が300W程度だったとしてもはカスタマイズはせずにそのまま購入するのもおすすめです。ただしたまに150Wのものを見かけますが、それはやめておいた方がいいでしょう。

特にローエンドのパソコンは注意が必要です。

80PLUSとは?こだわる必要はあるのか

80PLUSはその電源がコンセントから引っ張ってきた電気をどれだけの効率でPCパーツに供給できるかの指標です。効率が悪ければ熱などに変換されて無駄になるということです。

しかし、80PLUSでランクが高ければ高いほど価格が高くなるので、無駄になる電気代と比べて電源価格のほうが高くなってしまえば意味がありません。

よってこの80PLUSというラベルはあまり気にする必要はないです。80で十分といったところ。

 

まとめ

BTOパソコンの電源の選び方をまとめると、サブPCなどに使う(または使用頻度の少ない)スリムパソコンなどでは250~300Wでも良しとします。

通常用途のデスクトップパソコンでは400Wi以上を推奨とします。

ゲーミングパソコンや電力消費の多いグラボ(ビデオカード)を搭載しているパソコンを選ぶ場合は600W~800Wなど必要に応じてカスタマイズすることを推奨します。その場合は個別にグラボの消費電力を調べる必要があるでしょう。

しかし、現在のグラボ(ビデオカード)は省電力化されているのでそこまで気にする必要はないと思います。イメージで言えば500W以上でも十分大丈夫でしょうし、600Wあれば万全と言えそうです。(気にあるようならグラボを個別に調べましょう)

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