PCの改造が好きで今まで20台以上もパソコンを自作してきました。当然ですがそのうちの一部は売ってます。
さて、そんな私がパソコンに詳しくなったきっかけは中古のパーツ(ジャンク)からパソコンを組み上げたことでした。中古パーツショップから購入してきた1コインの電源などを使いヤフオクで落札した超古いマザーボードを使ってPCを組んだのです。
それからDELL(DELL 個人TOP)でもパソコンを購入しましたしノートパソコンはメーカーPCを買ったりもしています。
そしてDELLではCore i7の4790が載ったものを購入したのですがスペックに不満が出てバラバラにしてあらたに組み直しました笑
そのような経験からパソコンについてはかなり詳しいと自負しています。たぶんDELLのケース使って電源の配線変更までやって新しいパソコン組める人あんまりいませんよね?笑
BTOパソコンを買う時迷ってしまう要素はどこで買えばいいのかだと思います。まず第一にここでわからないと言う方も多いのではないでしょうか。ではBTOパソコンを購入する時DELL(DELL 個人TOP)を選択肢に入れるべきなのかを説明していきましょう。
DELLがおすすめな人
DELLというパソコンメーカー自体は素晴らしい品質ですしサポートも中国人の方が一生懸命やっていてなかなかいい会社だと思います。そのためパソコン購入時にDELLを選択肢にいれて悪いということはもちろんありません。
しかしいくつかの観点からBTOパソコンを買いたいと思う人には向いていないメーカーだ思っています。その理由について見る前にDELLでパソコンを購入した方がいい人について見ていきましょう。
DELLはコスパは最強クラス、とにかく安い
DELLのパソコンが安いのは事実です。細かいことを除けばDELLのパソコンはLenovoに続いて安いレベルでありとにかく安いのは間違いないでしょう。それにすでに言ったように品質も素晴らしく耐久性も劣っているとは思いません。そのため、次のような人にはDELLをおすすめすることが出来ます。
※その前にLenovoは過去にスーパーフィッシュなど問題を起こしているため個人的には検討に値しないメーカーだと考えています。
DELLをおすすめするのはとにかく価格が重要な人
予算に絶対的な制限があり、とにかく安いものがいいと言う方はDELLがおすすめです。価格を比べてもDELLの人気モデルにBTOパソコンがコスパで勝てないことは結構あるでしょう。最近はBTOパソコンも安いのでコスパで比べても見劣りしない可能性もありますけどね。
BTOパソコンとDELLを比べている理由は私はDELLはBTOではないと思うからです。ほぼ完成品メーカーだと思いますよ。
BTOパソコン購入者にDELLをおすすめしない理由
このようにDELLはコスパに優れた素晴らしいメーカーであるものの。私が過去にバラバラにしたというようにスペックの面でいくつか問題を抱えています。DELLの価格の安さは必ずしも価格競争力だけではなく(競争力ももちろんありますが)、スペックの低いパーツを使っているからという部分もあるからです。
DELLはマザーボードのスペックが低いものが多い
マザーボードの性能は多くはチップセットに依存します。DELLのマザーボードはその世代の安価なチップセットが使われている場合が多いです。そのためメモリ最大搭載量などが少ない場合も多いです。
さらに価格を落とすために様々な昨日を省いているためマザーボードで調整できる部分は制限されている場合があります。ほぼ市販品同様のBTOパソコンでは自作PCレベルのBIOSの設定ができますがDELLのパソコンでは出来ない場合が多いでしょう。購入してしばらくしてから不満に感じる可能性が高いです。
DELLのPCケースは流用が困難な場合が多い
DELLのPCケースって実はダントツで優れたPCケースです。分厚い鉄板で非常に品質が良いです。しかしDELLのマザーボードの電源の接続が特殊なため市販のマザーボードを入れたりすることが困難な場合が多いです。現に私が多少苦労しましたし一般的には出来ない人も多いでしょう。
このことからもDELLはBTOとは言えないと思っているわけです。汎用性があまりありません。
拡張性が低い
上記も書いたマザーボードの成約から拡張性も低いものが多いです。ケースもコンパクトで優れていはいるのですが入らないグラボも多いかも知れません。また無線LANもあまりスペックのよいものはついていませんでした。無線LANもストレスがたまる要因ですね。その無線LANですが基盤を変えれば取り付けることも出来ますが私の場合ではケースに配線が一体化していて外すことが出来ませんでした。そのため無線LANを交換すると邪魔なものが残ったりしていじりづらいです。
DELLでPCを購入した場合主に追加できるのはハードディスクとSSDくらいだと考えてよいでしょう(メモリが最大の場合)。そのハードディスクですら1台しか増設は厳しかったです。無理やり工夫してSSDとHDD2台の構成にした記憶があります。これはコンパクトなので致し方ない部分もありますが。
電源の性能が低い
メーカーパソコンに共通したデメリットですが電源が貧弱な場合が多いです。必要とされる電源のスペックは巷で言われているほどではなく300Wくらいでも十分に動作しますがいろいろグラボを積んだりしたい場合不安が残ります。電源ユニットはかさばるため交換するのも一番面倒です。さらにパソコンパーツの中では電源ユニットは初期不良が比較的発生しやすいのでリスクもあります。そのため初期不良の保証が貧弱な電源ユニットについていても意味がないと感じるわけです。電源ユニットを変えてしまえば電源にも保証は付きませんし基本的にはメーカーの保証も外れるでしょう。
のちのちスペック増強したい人は日本のBTOパソコンがおすすめ
つまりいろいろ自作をした立場から見るとあちこち交換したいパーツばかりでありスペックに不満を感じるということです。BTOパソコンの場合汎用性と拡張性が高いので大体の市販パーツと交換することが出来ます。マザーボードと電源は交換しにくいパーツなのでここが貧弱だとよくないわけです。
BTOパソコンの購入を検討する方は自作までは行かないけどそれなりに納得の行くスペックを求めている人が多いでしょう。上記の理由からそういう方たちにはDELLは選択肢に入れない方が良いと考えています。
どうせいじらないし細かいスペックなど気にならないという方にはもちろんおすすめできます。
ついでに言えばHPは個人的な感想ではDELLほど品質も良くなくネジも特殊で異常なPCはケースの構造をしているのでさらにおすすめできません。私の見た中ではケースの鉄板も薄くあまりいいものではありませんでした。DELLとHPで迷っているならDELLをおすすめいたします。
スペックにこだわりたい方やBTOパソコンでの購入を希望している方は日本のBTOパソコンはコスパも性能も優秀なのでそちらを買ったほうがいいと思いますよ。
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