BTOパソコンでデスクトップを買うとき一体型を選ぶ人がいるかもしれません。初心者に多そうですよね。しかしこれは全力でやめておいた方がいいとアドバイスしたいです。
BTOパソコンで一体型を買わない方がいい理由はなにがあるでしょうか。想像してみて下さい。この記事を読んでいる方はひょっとすると一体型を買おうか迷っている人かもしれません。それでは一体型を買うとどんなデメリットがあるか見てみましょう。
一体型パソコンのデメリットを列挙
モニターと本体の寿命が一緒(同時)
一体型はモニターとセットなのでどっちかが壊れるとそれで使えなくなるんです。つまりモニターと本体の寿命が同じなんですよね…。モニターって10年たっても壊れなかったりします。本体もそうですが、どっちかが3年で壊れたり5年で壊れたりしますよね。すると本来10年持つのにどちらかの都合で使えなくなってしまうんです。モニターを別に買っておけば壊れたほうを買い替えるだけで済むのにもったいないですね。
CPUがモバイルの場合がある
一体型パソコンはノートパソコンのようなものなのでCPUがモバイル用の場合があります。モバイル用のCPUはデスクトップ用より価格が高いわりに性能が低いのでコスパが悪いんですね。なのでデスクトップパソコンの中では一体型は割高だと言えます。
メモリ最大容量が少ない
一体型デスクトップパソコンはモバイル用の基板(マザーボード)を使っていることが多いのでメモリの最大量もモバイル並みとなります。デスクトップパソコンなら64GBまでは現行品では大体積めますが、モバイル用だと32GBまでしか積めないでしょう。
なのでスペック的にも一体型は不利になります。そもそもメモリスロットが2つしかないのでその点でも不利ですよね。
拡張性に乏しい
デスクトップパソコンは通常HDDも何個も増設できますし光学ドライブを付けたりビデオカードを付けたり色々できるのが最大の特徴です。しかし一体型にしてしまうとこの拡張性が失われてしまいます。
せっかくデスクトップなのに拡張性がないとかデスクトップの意味がないと思います。いじりがいもないですし一体型はつまらないですよ。
売却しづらい
一体型は分解しづらいのでばらばらにしてヤフオクなどで売るのもやりづらいです。通常のデスクトップパソコンならふたを開ければCPUやメモリを外せますが一体型だととった後戻すのが面倒だったりするでしょう。さらに壊れたからだと一体型の場合全部壊れているようなイメージになってしまうのでまとめて売るのにも値段がつきづらいです。
デスクトップパソコンを買うなら一体型ではなく分離型を買いましょう
以上のことからデスクトップパソコンは一体型ではなく分離型を買うことを強く推奨します。
一体型は構造がノートパソコンと同じなのでわざわざデスクトップパソコンが欲しい人が購入するメリットは少ないです。分離型だと次の手間が増えるだけですよ。
モニターとパソコンをHDMIやDVIなどのケーブルでつなぐ。
これだけです。
手間もそんなに増えるわけではないので一体型より分離型を選ぶようにしましょう。スペースに余裕がない場合でもスリムパソコンのほうを推奨いたします。
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