最近個人情報がかなり違法に侵害されていることが明らかになってきました。
中国なんかは以前から言われていましたが必ずしも中国だけじゃないですね。
しかもアメリカではGoogleが米軍よりも中国政府と協力しているなどと問題になったりしているようです。Googleの情報収集というのは世界最高レベルなのでこの情報が中国に流れるとすると危機感を覚えざるを得ませんよね。



ここに書いた通りリスクは別に中国だけじゃないということです。そもそも日本企業であるソフトバンク系のペイペイも実は中身はアリババのアリペイで、情報は全部中国共産党に流れていることが暴露されています。(事実か否かは自分で判断しましょう)
こうした状況下でパソコン購入者は購入後により神経質に個人情報保護に取り組まなければならないのです。
そこでパソコン購入後の個人情報流出対策の大原則をお伝えします。くれぐれもこれだけはやっておきたいという3つになります。
セキュリティソフトの導入
当たり前ですがセキュリティソフトの導入は必要です。ウィルスによる個人情報の流出から保護するためです。私はセキュリティソフトを使っていますが今のところ被害を受けた形跡はないです。
無料でもいいとかセキュリティソフトを入れなくてもいいという意見もありますが、今の時点では導入が無難でしょう。
当サイトではマカフィーリブセーフかESET、またはカスペルスキーセキュリティを推奨しています。
個人情報の流出の可能性があるサービスを使わない
非常に難しい判断になりますが、大手のサービスでも個人情報の利用に怪しいものを感じる場合は使用しない判断も必要です。これらの判断が必要なのはPC機器からはじまり、ブラウザ、検索エンジン、SNSなどが含まれます。
それぞれのサービスに対し本当に安全なのか注意して調べてみることをおすすめします。
パソコン本体
個人情報の流出の大本は実はパソコン本体です。中国製品はすべて中国共産党が仕込んだバックドアが仕掛けられていると考えた方がいいでしょう。いくら安いからと言って中国製品を使うことはかなりのハイリスクだと認識しましょう。
最悪の場合BIOSにバックドアが仕掛けられています。その場合ほぼ防ぐのは不可能となります。セキュリティソフトでは駆除できないのです。これからそういったバックドアの存在がどんどん明らかになる可能性はあるでしょう。
これに関してはこちらの記事でも書いてあるのでちぇっくしてみてください。
ブラウザ
中国とGoogleの関係性が明らかになった以上一定のリスクがあると思わざるを得ません。私はVivaldiを使用していますがGoogle Choromeの仕様は安全なのか疑問がでてきているのが現状だと思います。Googleはいつの間にか中国寄りの企業になってしまっているということです。
中立性の高いVivaldiやFirefoxのほうが安全ではないかと私は考えています。Googleもサービスの質自体は非常に高いものがあるので中国にすりよって信頼を失うリスクを企業として認識してもらいたいものですね。
VivaldもChromiumが骨組みにあるので気になる人はLinuxも採用しているFirefoxを使うといいでしょう。
検索エンジン
Googleが最強の検索エンジンであることは疑いがありませんし、Google翻訳なども見てもダントツの性能であるとは思います。しかし上記のようなことから一定の懸念があるのも事実です。この判断は個人にお任せします。
じゃあマイクロソフトのBingを使うのかといえば、これもまた判断に迷います。マイクロソフトがだめだったらもうどうしようもない気もしますね…。
私は最近はDuckDuckGoを使用しています。この検索エンジンはログを残しません。個人情報の面から見て安全性は高いでしょう。使ってみるとそんなに性能も悪くないです。
SNS
SNSも一定の懸念があるのは事実です。
Facebookはアメリカの保守層からはスパイツールのように言われ始めているようです。またTwitterも日本のツイッターは電通が運営していることが明らかになっています。
私自身も不審な制限がかかったこともありますし、そうしたことをTwitterでつぶやいている人もかなり存在していますね。「電通 Twitter」などでツイッター検索してみるといいでしょう。
そしてSNSとはちょっと違いますがメッセージアプリのLINEやカカオも韓国の情報機関の検閲を受けていることが明らかにされています。

このように世界のサービスで消費者の信頼などそっちのけで個人情報を詐取しようという魂胆が見えてきたのが現状なんですね。本当に恐ろしいことです。我々にできることは使わないことだけですね。私はLINEもカカオもやめましたよ。
VPNを使う
我々がインターネットにアクセスしているあしあとの最も決定的なものはIPアドレスです。それ以外にもクッキーなどもありますが、ブラウザでなるべく渡さないよう制限をすることも可能です。インターネット閲覧履歴なども時々消去するのもいいでしょう。
しかしIPアドレスだけは自分で何か対策しないと変えることはできません。
いくつか方法があります。
- アドオンを使う
- VPN Gateを使う
- ログを残さないVPNを使う
IPを偽装するアドオン
StealthyやBetternet Unlimited Free VPN Proxyなどのアドオンが有名なようです。私は使用していません。無料でお手軽なので試してみるといいでしょう。私が使った時は海外IPだけしか選べなかったためあまり実際の仕様には適していませんでした。
VPN Gate
筑波大学が提供しているフリーソフトです。海外や日本のVPNを使用してIPを変更してインターネットにアクセスすることができます。
VPNとは?
VPNとは、通信事業者の公衆回線を経由して構築された仮想的な組織内ネットワーク。また、そのようなネットワークを構築できる通信サービス。企業内ネットワークの拠点間接続などに使われ、あたかも自社ネットワーク内部の通信のように遠隔地の拠点との通信が行える。 (IT用語辞典)
このVPN Gateは意外と使えますが参加しているVPNサーバーの安全性が分からないことと、確かログを2週間残すという点で次に紹介するVPNより劣る点があります。
おすすめのログを残さないVPN
私がおすすめしているのがログを全く残さない「Nord VPN(Official website【NordVPN】 )」というVPNです。
このVPNは主要国が介入できないパナマで運営されており、各国の政府機関の検閲をさけることができます。さらにログを残さないので非常に匿名性が高いVPNなのです。
例えばDuckDuckGoを使ってこの「Nord VPN(Official website【NordVPN】 )」であるサイトにアクセスするとDuckDuckGoにも訪問したサイトにも全く自分の痕跡(IPアドレス)は残りません(クッキーなどは残ります)。そして仮にサイト運営者などがIPをたどってあなたを特定しようとしたとしてもそもそもアクセス履歴(ログ)がないのでたどりようがないのです。
つまり自分のネットでの行動を完全に隠蔽することができるんですね。これを使えば個人情報保護はかなり完璧に近づきます。費用も月数百円(300円程度)なので導入を検討するといいでしょう。
全く恐ろしい時代になったものです。疑わずになんでも利用しているとあなたの個人情報は世界に筒抜けになってしまいます。
場合によっては旅行先でスパイ扱いされて拘束されてしまうことも…。
中国が最大の管理社会とみなされがちですが、都市伝説レベルではもっと裏の存在も…。自分で調べてみるといいでしょう。
しかしながらセキュリティソフトによる対策と、使うサービスの選別、VPNを組み合わせればかなりの個人情報流出対策となるはずです。
自己責任においてどこまで対策するか考え実行することをおすすめします。
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