今まで低スペックのノートパソコンでずっと我慢してきた。しかしそろそろ我慢の限界だ。お金がないけど買い替えたい。こんな人も多いはずです。始めに行っておきますがお金がないからといって今と同じスペックのノートパソコンを買うと、またすぐに買い換える羽目になります。それはさすがにお金をどぶに捨てる行為でしょう。だから無理してでもちょっと高めのパソコンを買うかそれが無理なら買わない方が良いということですね。
それでもお金がないものはしかたがないという方にために妥協策的なノートパソコンを選ぶとしたら条件はこんな感じになります。
- CPUは妥協する(時々もっさりするのを受け入れる)
- メモリは初回4GBでも最大16GB以上積めるものを選ぶ(足りなければ増設可能)
- ストレージはSSD
こんな条件が良いと思います。ストレージは今どきHDDなんかいれてても重いだけですし壊れやすいです。なのでSSDにしておきましょう。
メモリは4GBでは厳しいはずですが使用してみて耐えられるならまあいいでしょう。問題はCPUです。ノートパソコンCPUはピン切りすぎてかなりやばい(低い)性能のものもあります。
CPUのセレクトが初心者には難しいところでしょうね。本来なら6万円程度以上のノートパソコンを推奨していますが今回はさらに下のスペックを発掘していきましょう。
買い替え前のノートパソコンのスペック(の前提)
あくまで紹介するためなので私のものではないです。家庭ですね。
- CPUはCeleron
- メモリは4GB以下
- OSは64bit
- ストレージはHDD
こんなパソコンをお持ちの方は意外と多いハズ。数年前の4万円くらいのノートパソコンはこのスペックでしょう。
これをちょっただけいいスペックに買い換えるとしたら。
ノートパソコン購入時の予算と機能のすり合わせ
ノートパソコン購入時に困ることは予算とスペックのすり合わせです。Core i3以上がいいなあとか言ったって予算が4万円では買えないのは当然です。さらにメモリも8GB、SSD480GBとかやっていくと予算からかけはられたものになってしまいます。
今回は4万円程度のノートパソコンを選ぶため何かを捨てざるを得ないということです。
ちなみに言っておきますが4万円程度のノートパソコンでは結局使用しながら「多少の苦痛には耐える」必要があります。そこまで満足の行くPCは4万円では手にはいりませんよ。もしここで「だめだ、予算を買えられないけどこのスペックでは妥協できない…」と思う方は中古パソコンをおすすめします。中古パソコンのほうが高いスペックのものを低価格で購入できます。関連性との記事をお読みください。
4万円台のBTOノートパソコンを比較
4万円台のノートパソコンを比較しようと思って調べてみました…。…すると、ない笑
そうないんです。とりあえずドスパラには該当なしです…。しかしパソコン工房とフロンティアでなかなかいい物を見つけました。
フロンティアpentium搭載ノートパソコン
詳細スペック
Windows® 10 Home 64bit版 [正規版] CPU インテル® Pentium® プロセッサー 4415U メモリ 4GB(4GB×1) HDD 500GB グラフィック インテル® HDグラフィックス 610 光学ドライブ DVDマルチドライブ 無線LAN IEEE802.11 ac/b/g/n(最大 433 Mbps)+Bluetooth 4.2 ディスプレイ 15.6型ワイド非光沢液晶 (1366×768ドット) 保証 1年間無償修理
パソコン工房Celeron搭載ノートパソコン
Windows 10 Home 64ビット
Celeron 3865U CPU統合チップセット DDR4-2133 S.O.DIMM (PC4-17000) 4GB(4GB×1) 240GB
Serial-ATA SSD
光学ドライブ非搭載
HD Graphics 610
15.6型(非光沢カラー液晶) HD(1366×768ドット)
それぞれ価格は4万円台前半~4万円台後半です。
パソコン工房の方がSSD搭載でバランスが取れていますね。これらのノートパソコンのCPUのPassmarkを調べたところ、3145と1941となっていました。2000割れはいただけませんが、3145はまあまあの数値です。メモリはパソコン工房の方は書いてなかったですがおそらく16GBはいけるはず。CPUをとるか、SSDをとるかということですが長期的に見るからCPUを撮ったほうがいいです。(なぜならのちのちメモリとかSSDは換装できるから)
4万円台ノートパソコンではフロンティアのPentium搭載モデルが優秀
ドスパラでは該当なし。ツクモも調べてみましたが、CPUはCeleronかAtom。さすがにAtomはないでしょう。とういわけでCPUを妥協するという前提なのでパソコン工房のノートパソコン(さきほどの詳細 )はありですが長い目で考えるとフロンティアのほうがおすすめできます。ノートパソコン選びで困るのはちょうどいいスペックのものがちょうどいい価格で売っていないことですが、他社があまり採用していないPentium搭載のこのノートパソコンはかなり優秀だと思います。最大メモリ搭載量も16GBですし、HDD搭載モデルですが自分でSSDに換装する分には問題ないです。残念ながら購入時SSDにカスタマイズは難しそうでした。
しかしこのモデルなら今までの低スペPCにうんざりしている人がちょっとだけいいものに買い換えるという視点では最高ですよ。自分で多少カスタマイズすれば長く使えるはずです。
4万円台でのノートパソコン購入はかなり選択肢が限られます。CPUはAtomを除外してCeleronで妥協するか上記のフロンティアのようなPentiumのものを見つけるしかないでしょう。
今回4万円のモデルで選んでいますが本当は6万円くらい出してCore i3搭載以上のものを買ったほうが長く使えます。
長期的なコストも考えた上での購入をおすすめしますがどうしても予算に限られる場合は今回紹介したモデルならそこそこ満足できるかもしれませんね。
コメント