パソコン買い替え時や故障の原因-年数や寿命はあるのか

パソコン買い替え時や故障の原因-年数や寿命はあるのか
BTOパソコンの選び方

これからBTOパソコンでPCを買おうと思っている方は本当に今が買い時なのか迷っているかもしれません。

買い物って買っても買わなくてもちょっとは後悔するものですが、PCは値段も高いので踏ん切りがつきにくいですよね。なのでもし自分のパソコンが買い時ではないと思ったら買うのを延期するか、より条件の良いセールを待ってはいかがでしょうか。また、逆に買い替えの必要があるのに買い換えないというのは効率的なロスになります。

そのあたりも含めて説明しますね。

第一前提は、パソコンの価値は必ずしも価格だけで決まるわけではなく、快適性や作業効率のほうが遥かに大事だということです。

パソコンの価値を決めるもの-買い替えの前提

多くの方がわかっていないことが、パソコンのコストパフォーマンスです。

レビューサイトなどを見ればわかるとおり、いつの時代でも(というのはちょっと大げさですが)激安いパソコン、特に2,3万円のノートパソコンは人気があります。そのレッビューを見ると1年前のパソコンが調子が悪いので買い替えました。価格の割に性能がよく満足です。なんて書いてあります。

この方たちが間違えているのは新品のパソコンが快適なのは単にOSがまっさらの状態だからに過ぎないということです。Windowsって使っている間にレジストリなんかが溜まっていって使えば使うほど重くなっていくんです。つまり買った時は快適でもしばらくすると重くなるということがある。

1年でパソコンを買い替えている人はそれが理解できず、新しいパソコンを変えば大丈夫だと思っていますが、またも似たようなスペックの激安パソコンを買ってしまうため、味わうのはOSがまっさらな状態の軽さだけで数ヶ月から1年後にはまた重くなってしまい買い換えるということを繰り返しています。

パソ・サピエンス

パソコンが重いのは全てスペックのせいだよ

激安ノートパソコンを1年後に買い換えるはめになるのはスペックが低いからです。メモリ2GBとか4GBで化石CPUみたいなものを積んでいれば重くなるのは当然ですよ。

ここで重要なのは、この買い替えまでの1年での快適性や作業効率はどうだったのかということです。買い替えにいたるまでにストレスがなければ買い替えたりしないでしょう。そのため所有しているほとんどの期間がストレスフルで快適性はなく作業効率も悪かったと想像できます。

想像できるというか、悪いのが当然なんです。メモリ2GBとか4GBなんてOSが求める最低のスペックでしかありませんし、激安ノートパソコンに積まれているCPUが使い物いならないことはわかっているからです。

BTOパソコン購入時に単なる価格だけでなくスペックを考慮したコスパが重要なことは次の記事に詳しく書いています。

BTOパソコン-これから買う方におすすめなパーツの選び方

ここでいいたいのはパソコン買い替えの前提はスペックが用途に対して不足したときだということです。

それを念頭にパソコンの買い換え時を考えてい9きましょう。

パソコンの買い換え時

パソコンは快適に使えて作業効率がいいことが重要です。

つまりパソコンの買い替え時の最大の要件は快適に使えなくなった時です。または作業効率が落ちたときですね。

使いづらい重いパソコンを使用している時のストレスって筆舌に尽くしがたいです。いらいらいしますし、パソコンを破壊したくなります。経済学に効用という言葉がありますが、こんな状態では効用はマイナスだと思います。

こういう状態ではパソコンは買い替え時です。パソコンを使っていていらいらいしているなら迷わず買い替えましょう。

具体的には次のような状態です。

しばらく使っているとフリーズする、ブラックアウトして落ちる

パソコンを起動してしばらくしてだんだん重くなっていきPCがフリーズしたりブラックアウトしてそのまま落ちたりする場合はメモリ不足が原因です。メモリを増設できる場合は増設すればそのまま使えます。なので必ずしも買い替え時というわけではありません。メモリを増設する余地がある場合はそれも選択肢の一つです。

ソフトを立ち上げると挙動が急に遅くなる

この場合CPU使用率をチェックしたほうがいいです。CPU使用率が100%になっているならCPUを買い換えないと問題は解決しません。CPUを交換出来るくらいならBTOパソコンで買わずに自作してもいいのでおそらく交換するという選択肢は普通の人にはないでしょう。

CPU使用率がしょちゅう100%に行くなら間違いなく買い替え時です。パソ・サピエンス的な感覚で言えばCPU使用率が70%をうろうろしているようなら明らかにCPUの性能不足ですね。

使用していると突然挙動が不安定になる

この場合経験上電源が問題であることが多いです。電源の不具合は気づきづらいことが多いです。電源が安定しているかチェックする機器もあるのでそれで確認し、不具合があれば交換することも可能です。しかしほとんどの方はここまで出来ないでしょうかPCの買い替え時と判断してもいいでしょう。

BTOパソコンはメーカーパソコンより壊れやすいのかでも書きましたがパソコンのパーツって高く売れるんですよ。だから修理とかにお金をかけるよりは売ってしまって新しいパソコンを購入したほうがいいです。

電源の選び方についてはこちらをどうぞ

ハードディスクの故障

ハードディスクはいきなり壊れることもありますが完全に壊れないでエラーが出るのが普通です。エラーはCrystalDiskInfoで発見できます。

この場合ハードディスクを交換することが推奨です。それで何もかも問題なくなってしまうかもしれません。ハードディスクが原因の場合、どのみち早めに交換しないとデータが失われてしまいます。交換するしかないわけです。

この場合はパソコンの買い替えは推奨しません。

パソコンのお得な買い換え時はあるのか

パソコンの買い替え時や一番安い時があると思うかもしれません。しかしほぼ全てのサイトやブログで、お得な時期があるあると書かれていますが、実はお得な時期はないです。その理由はパソコンには通常のセールなどの価格変動の他に、PCパーツの相場変動がありそちらの方が大きいからです。

つまり1年でものが一番安くなる新春セールの時にパーツの価格高騰が重なれば必ずしも一番安くはならない。むしろ高くなる場合があるということです。

パソコンに買い時があるのかについて詳しくはこちらの記事をお読みください。

BTOパソコン買い時や安くなる時期はあるのか-ないです

結局の所パーツの不良は自分で交換することも可能ですがそれが無理なら買い替えた方が良いということです。またスペックに限界を感じた時も買い替えのタイミングです。自分が快適性を感じず作業効率が悪いと感じつつ使い続けるのは全く無駄なので早く買い替えましょう。

パソコンの寿命は何年?決まった買い替え時はあるのか

それではパソコンの買い替え目安や年数はあるのでしょうか。

色々なサイトを見たのですが5年とか3年とか適当だな…としか思えません。

パソ・サピエンス
そんな年数で壊れたことないよ笑

私の経験ではパソコンは10年近くは持ちますよ。っていうか何なら10年たっても壊れていないものもあります。ただしこれは単に製品寿命であって、スペック的な寿命とは違いますけどね。もし10年持たないならはじめからスペックの低いパソコンを買っているのが悪いのです。十分なスペックの10万円前後のBTOパソコンを買っていれば運悪く故障しない限り10年は使えるはずです。

そもそも年数で買い替え時期を決めるのっておかしくないですか?自分が使っていて不快でなければそのまま使えばいいのです。できるだけ長く使うのがもっともコスパのよい買い方です。

だから私はCore i7のパソコンをを推奨してるわけです。長く使えるからです。本当にそれだけなんですよね。

スペックに余裕があったとしても(オーバースペック)快適なだけなので全く問題ありません。買い替え時の参考にしてください。税務とか経費処理を除けば年数は関係ないです。

というわけでパソコン買い替えの条件というかポイントをまとめておきましょう。

  • 快適性を感じず作業効率が悪いと思った時(スペックの限界)
  • 電源の不調など対処不能な症状が現れたとき
  • 交換可能なパーツの不調に対処できない時
  • まだ使えるけど仕事の作業効率でもっと高速に快適に使いたいと思った時
  • CPU使用率が常時高い時
パソ・サピエンス
大体こんな感じですね。書いて金使えるということが何より重要だね!

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