メインのPC一台に加え何故サブPCが必要なのか。サブPCがあると色々捗ることがあります。例えばメインPCで多重起動できないソフトを起動するため。youtubeを流すためにノートパソコンを使う。あまり使わないデータを管理する。バックアップする。為替や株のチャートを表示する。
性能の高いパソコンならこれらをバックグラウンドで行っても全く問題ありませんが、そこまで性能の高くないパソコンではソフトをたくさん起動している状態はフリーズなどの要因になります。OSの動作がもっさりしたり、反応しない状態が数十秒続いたりすることもあります。
そこでメインPCの作業とは関係ないソフトを別のPCで起動させておくというわけです。そうすることによってメインPCのCPU使用率を下げタスクを分散することにもつながります。
サブPC、セカンドPCはメインPCのスペックが低い場合に有効
メインPCの性能が高ければ高いほどバックグラウンド的なタスクの負荷は問題にならないのでハイエンドPCを持っている人は無理にサブPC(セカンドPC)を使う必要はありません。しかし過去には性能が高かったメインPCも時間がたつにつれスペックが低いと感じるようになります。その際に新しいハイエンドPCを購入してもいいですが、まだ使えるしもったいないと思うこともあるでしょう。
そんな時におすすめなのが安価なサブPCの購入です。
今メインPCを買い替えてしまうと10数万円かかる。一部のソフトをサブPCで起動できればまだ今のメインPCは使えそうだ。そんなこともあるはずです。
予算に余裕が無い場合もつなぎ的にサブPCを購入しておくメリットがあります。後にメインPCを買い替えてもサブPCはサブPCなりに使いみちはあるものですよ。
サブPC、セカンドPCはメインPC故障時の保険になる
メインPCがいきなり壊れることってたまにあります。その原因はPCの故障ではなかったりしますがWindows Updateなんかで不調になることはよくありますよね。
普段使っているPCとは言えいきなり不調になるとうんざりしてしまいます。そんな時に使えるのがサブPC(セカンドPC)。
メインPCでしている作業と同じものをサブPCでも出来るようにしておくのがおすすめです。
さらにBTOパソコンのサポートに修理に出した場合も必然的に代替機が必要です。サブPCがあれば数日の修理期間くらいはそれほど不満なく過ごせることでしょう。
メインPCはSSDのみにして高速化、データやバックアップはサブPCに
サブPCは外付けHDDのように使うのもおすすめです。
最近SSDの値段が安いのでメインPCはSSDだけにしてしまってデータやバックアップはサブPCのHDDに置くわけです。
そうすれば多少なりともOSの動作が高速化することは間違いないでしょう。
ハードディスクをなくすことで高速化だけでなく静音化する事もできます。個人的にはメインPCは240GBのSSD+500GBのSSD1個か2個にしてしまい、サブPCに4TBくらいのハードディスクを載せてそこにデータを移してしまうというのもありかな~と考えています。
バックアップもOSのバックアップくらいなら多くても数十GBくらいで済むはずなので500GBのSSDでもなんとかなるはずです。サブPCをデータ用として活用するのもありだと思いますね。
サブPCを使えばメモリ使用量を分散できる
サブPC(セカンドPC)を使って確実に実感できるのがメモリ使用量の削減です。メモリはソフトを立ち上げていなければ使用しませんのでメインPCの一部のタスクをサブPCで実行するだけでメインPCを軽くすることが出来ます。(ただしくれぐれも言いますがメインPCのスペックが十分な場合これは意味ないです)
また同様にして次のようなことも出来ます。
サブPC(セカンドPC)にてアンドロイドを実行する
スマホに飽きてしまってガラケーにしたい場合。スマホの小さい画面をいじる気がしない場合。実はPC上でアンドロイドを実行する事ができます。blue stacksというソフトです。このソフトは仮想化ソフトなのでそれなりにメモリを食いますがサブPCで実行する文にはいいですよね。メインPCのバックグラウンドでメモリを食うソフトを実行したくない時サブPC、セカンドPCが最適です。
仮想OSを実行する
アンドロイドだけでなく、リナックスを仮想で実行する事もできます。仮想OSってメインPCで立ち上げると何かと面倒なんですよね。Hyper-Vを実行していいると使えないソフトがあったりもします。そんな時にサブPCが役立つわけです。
仮想OSはメモリ使用量が大きなソフトですがメモリ使用量が小さいソフトでも塵も積もれば山となるです。メインPCのバックグラウンドで実行したくないけどたまに使うというようなソフトはサブPCで実行するのもおすすめですよ。
Youtubeの動画を流す
作業している時にYoutubeの動画を流したい時ってありますよね。メモリ8GBくらいだとYoutubeの動画でも結構メモリ使用量を圧迫する要因になります。そこでサブPCを立ち上げてYoutube再生専用にするとメインPCの負荷を減らすこともできます。
サブPC(セカンドPCにおすすめなBTOパソコン2選
それでは具体的にどのようなBTOパソコンを買えばいいのか見ていきましょう。ここでのポイントはBTOパソコンのスペックにはそれほどこだわらなくていいということです。強いて言えばのちのちパーツが安い時に拡張できるように拡張性がある程度あれば良いでしょう。
CPUは最近のものでデスクトップならCeleronやPentiumで十分です。ノートパソコンを買う場合はCPU性能が確実に落ちるのであまり安いものを買うと長くは使えないと覚悟した方がいいですね。
Knight AS Celeron G4900+4GB+1TB HDD
必要最低限の性能が押さえられたコスパに優れたモデルです。CeleronG4900はpassmarkのサイトで3154となっておりサブPCとしては十分な性能です。(cpubenchmark.net)
OS Windows 10 Home 64ビット CPU インテル Celeron G4900 (3.10GHz/2コア/2MBキャッシュ) グラフィック インテル UHDグラフィックス610 (CPU内蔵) メモリ 4GB DDR4 SDRAM(PC4-19200/4GBx1) ハードディスク 1TB HDD SSD SSD 無し 光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応) マザーボード インテル H310 チップセット マイクロATXマザーボード
ここでポイントなのはH310チップセットですがH370、Z370と違ってこちらは最大搭載メモリが32GBです。ただサブPCで32GBなら課題ですけどね。H370などは64GBですね。
価格は42,980 円(+税)と激安です。今どきのPCはほんと安いですね。
STYLE-M1B6-C-UH-D+Celeron G4900+4GB+1TB HDD
こちらもCeleron G4900です。奉斎スペックはこちら。
Windows 10 Home 64ビットCeleron G4900インテル B360 ExpressDDR4-2400 DIMM (PC4-19200) 4GB(4GB×1)1TB Serial-ATA HDDDVDスーパーマルチUHD Graphics 610ミニタワー / microATX350W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源
こちらはB360で最大搭載メモリが64GBです。どちらかと言えばこちらがおすすめですね。パソコン工房はローエンドにいいモデルが多いです。
サブPC、セカンドPCを持っていると何かと気分が楽ですしおすすめですよ。色々と仕事もはかどります。気晴らしに別の場所でとかも出来ますしね。今回はローエンドのPCをおすすめしましたが、ノートパソコンのローエンドははっきり言って糞スペックなのでおすすめしませんでした。ローエンドを買うならデスクトップの方が絶対にいいです。
もうちょっと良いパソコンがいいと言う方は次の記事がおすすめです。
- 2019年最もコスパの良いCPUとBTOパソコン選びの絶妙な落とし所を考える-AMD Ryzen 5 2600搭載モデルがおすすめ
- 予算5万円でおすすめBのTOパソコン厳選3台-AMD Ryzen搭載モデル
おすすめBTOパソコンを総まとめした記事はこちらです。
コメント