法人(ビジネスPC)でWindows10を導入せずWindows7を使い続けるリスクとデメリット

法人(ビジネスPC)でWindows10を導入せずWindows7を使い続けるリスクとデメリット
法人でWindows10を導入せずWindows7を使い続けるリスクとデメリット法人向けBTOパソコン

私はサブPCは未だにWindows7を使っているものもあります。しかし1台を除いてすでに一回Windows10にしてあるので再インストールさえすればそのままWindows10に出来る状態です。個人でこの状態ならWindows7を使っていても特に問題はありませんが法人はまた別です。

Mouseproの調査によれば社内PCのWiondows10の導入状況は30%以上が最も多く全体の32%、その次は0%が多く全体の31%となっています。つまり全くWindows10を導入していない企業が31%もいるということです。(もちろん母数が一定以上あって統計的に有意であればですが)Windows7を使い続けるリスクやデメリットについてしっかりと認識しておきましょう。

企業のWindows10導入状況
MouseproWindows10導入状況icon

両方共%なのでわかりにくいですが調査した企業のうち社内PCのWindows10の割合が何パーセントである企業が円グラフのような割合だということです。

同じくMouseProからの引用になりますがWindows10の導入が進まない理由は次のようなものです。

  • 「社内環境・アプリが Windows 10 非対応」
  • 「コントロールパネルが出しずらく、不便」
  • 「OS アップデートが多い」

このうちコントロールパネルが出しづらく不便というのは対応できますし、OSアップデートが多いというのも実は対応できます(後述します)。

社内環境・アプリがWindows10非対応というのは企業では多い理由でしょうが、 どうせ対応せざるを得ないという事実を曲げることはできません。

Windows7のサポートは2020年1月に終了する

MicrosoftはWindows7のサポートを来年1月に終了する予定です。今まだサポートが延長されたことはありますが、すでに延長された後なので再度の延長の可能性は少ないでしょう。

もし「社内環境・アプリが Windows 10 非対応」という理由で導入を先送りすれば来年1月には対応不可能な状況でサポートのないWindows7を使い続けるか、アプリが対応していないWindows10に乗り換えることになり、前者においては重大なセキュリティリスクを抱え、後者においては業務が不可能になります。

Windows10に対応する期限は残り1年しかない

パソコンというのは知識がある人間とそうでない人間の認識に著しく差があり、経営者やIT(機器)の担当者などの認識が甘いと上記のようにのっぴきのならない状況になる可能性があります。

1年以内に社内の業務をWindows10に対応させないと極めてまずい自体になるわけです。今すぐ対応するよう検討したほうが良いと思います。

Windows7よりWindows10の方がいい理由(Windows7を使うデメリット)

Windows7はセキュリティリスクが高い

Windows7はもっとも普及しているOSであったためウィルスなどのセキュリティの脅威ももっとも大きいです。

そのため堅牢であると言われているWindows10に比べセキュリティリスクが高い状態となります。

Windows10はセキュリティ面から見ても堅牢性が高いと言われている

セキュリティの詳しいことは判断できかねますがWindows10は付属しているWindows Defenderでも十分にセキュリティ対策ができる。つまりウィルス対策ソフトを導入しなくてもよいとも言われています。

Windows7に比べOS自体のセキュリティ機能が向上しているのは間違いないでしょう。(それでも専門のセキュリティソフトは入れたほうが良いと思いますが)

頻繁なアップデートはWindows10 Proにすることで回避できる

アップデートが頻繁で業務に向かないと思われているWindiows10ですが実はそれはWindows10 homeについてのことであってWindws10 Proではアップデートを遅延させたり大型アップデートを安定した状態になるまで見送る事ができます。設定はグループポリシーから簡単に行なえます。

Windows7とWindows10の互換性は高い

Windows10は実はWindows8.1を発展させたものです。Windows10の当初のバージョンはWindows8.1の◯◯◯◯というような数字になっていたので間違いないでしょう。Windows8.1も使っていてWindows7とのソフトの互換性は非常に高かったですが、Windows10になりドライバーの互換性も非常に高くインストールしただけでほぼ問題なく使えるほどになっています。MicrosoftによるとWindows7との互換性は99%以上とのことです。私の使っているソフトでも使えないソフトはありません。

Windows7でなければ業務に支障が出ると思っている方はこれらのことを考慮して早急にWindows10に対応させる必要性について認識していただければと思います。アプリ開発の期間によってはかなり差し迫った状況だと言えます。

法人ビジネス向けPCではOSはWindows10 Proを導入すべき

すでに書いたとおりWindows10 Proは業務に支障が出ないようWindows Updateの適用を数ヶ月遅らせることができます。数ヶ月で新しいバージョンのOSは十分に安定したものになっている可能性が高いです。今までWindows Updatenによる不具合はたくさん経験していますが、せいぜい長くても1ヶ月以上続いたことはなかったと思います。

数カ月は安定するのに十分な期間でしょう。現に私はWindows10 proを使っていますがほぼ全く不具合がない状態です、

したがって業務に使用する法人向けPCはWindows10 HomeではなくWindows10 Proでなければなりません。

Windows10 Homeを使うと大型アップデートの不具合の影響をモロに受け一時的にOSが不安定になり業務がまともにできないという状況も考えられます。

繰り返しますがWindows7のサポート期限は2020年の1月です。後1年しかありません。

後に伸ばせば伸ばすほどリスクとデメリットしかありませんので早急にWindows10への対応を検討するようおすすめします。

よほど規模の大きな企業以外は特に法人向けパソコンを買う必要もありません。(個人向けのほうがラインナップが多くその分安いものが見つかります。)

ビジネス向けPCについてはこちらの記事をご確認ください。

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